尻腐病とアブラムシの発生
10月初めに植えた白菜がそろそろ収穫時期になったが問題が発生した。
白菜にとってメジャーなトラブルである病気と虫の発生が同時にあった。
まず病気は下記の様な根に近い部分が腐った又は枯れたように茶色になる病気だ。
調べたところ尻腐病か軟腐病だと思う。
どちらにせよ原因は泥の跳ね返りや苗が密集し湿度が高くなったからだろう。
至急の対応として病気部分は取り除いた。
また虫に関しては下記の様にアブラムシが発生していた。
遠くから見たときに変色に気づき近くで見たらこの通りでショックを受けた。
厄介なのが中に入り込むため収穫後に葉をむしって除去しようとしても結構な枚数捨てなければならない。
またこいつらはウイルス病であるモザイク病の媒介者になり最初に述べた軟腐病にもつながる。
これらの対応とし少し遅いが薬剤散布を行った。
使用薬剤は殺菌剤の「アフェット」と殺虫剤の「ジュリポ」を使用した。
祖父は基本添着剤を使用しているが私たちは使用していない。(今後の結果で使用を考える予定)
これらの薬剤を処方通りに希釈しエンジン動力の噴霧器で撒いた。
1週間後の結果を見て効果を判断する。
ただ来年は場所に余裕があるため苗の間を広く取ろう決めた。
しかし今年から農業を始めて思うが、動力付きの機器や農薬がない時代は過酷な作業だったろう。
そしてこの便利さを知りながら無農薬を目指す人はなぜそう思ったのか問い詰めたみたい。
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